ビットフライヤーLighting FXで、OCO注文のやりかたを解説します。
操作画面上では、指値、成行の隣りの「特殊」注文の一つですが、
トレードをする上では基本的というか代表的な注文方法の一つかと思います。
OCO注文の利点は利益も損失も計算できること
OCO注文は、他にもつかいかたがあるかもしれないですが、保有しているポジションに対して利益確定の指値注文と損失確定(トレーリングストップでストップを有利なほうに動かしている場合は利益確定)の逆指値注文を同時に出す注文方法。
どちらかの注文ができ次第、もう一方の注文が自動的にキャンセルされます。
一番大きな利点は、利益も損失もコントロールできることだと思います(もちろん、必ずしも注文通りに決済されるわけではないので、完全にはコントロールはできない)。
たとえば、213万5千円で0.01BTC-FX、続けてナンピンのつもりで210万5千円で0.01BTC-FXを追加したこんなチャートの場面。
「利益も欲しいので213万5千円に指値、でも損失が拡大するのも嫌なので207万5千円に逆指値もしたい」
こんな時にOCO注文が役立ちます。
特殊→OCOの順にタブを押す
(1)OCO注文の具体的なやりかたは、まず「特殊」ボタンをタップ。
(2)左側に縦並びで現れる、シンプル、IFD、OCO、IFDOCO のボタンの中からOCOをタップ。
(3)指値とSTOPにして、数量とそれぞれ価格とトリガー価格を入力する。
ビックリマークがついている場合は、入力内容がおかしいことを教えてくれているので、確認し直す。
213万5千円に指値、207万5千円に逆指値の場合は、次のようになります。
(4)Place Order のボタンを押すと、本当に注文しますか?と聞かれます。
(5)本当に注文しますか?のボタンを押すと、注文完了です。
このあとの結果は、逆指値にかかっての決済に。
なぜか、今回も珍しい有利なほうへ価格がスリップ。
STOPとSTOP LIMMITの違いは?
ところで、STOPのボタンのすぐ右にSTOP LIMIT というボタンがあるが、これは何なのか?
ビットフライヤーのbitFlyer Lightningの注文の種類についてのページによると、STOP に価格が達したときに「成行」注文になるか「指値」注文になるかの違い。
STOP注文が成行で、STOP LIMIT注文が指値。
指値で決まれば確かにうれしいが、決まらない場合は恐ろしいな。