1月28日の「林先生が驚く初耳学!」で、キャッシュレスレス派より現金派のほうがお金が貯まらないというデータが紹介。
デビットカードやSuicaなどの電子マネーを利用するキャッシュレス派よりも、一見堅実そうな現金派のほうがお金が貯まりそうなイメージがあるが、データはそうではない。
1年で増えた貯蓄額
昨年1年間で増やせた貯蓄額の平均は、現金派の男性が26万円、女性が33万円。
それに対し、キャッシュレス派は男性が57万円、女性が45万円。
ポイントやクーポンを活用することが好きという人も、家計簿などで家計を管理しているという人も、現金派よりキャッシュレス派のほうが多い。
キャッシュレス派のほうがお金の管理意識が高い
キャッシュレスのほうが明細確認が簡単で、使用履歴などもすぐに調べられる。
キャッシュレス派のほうが情報に敏感であり、お金の管理というものに対する意識が高く、それが結果として貯蓄にもつながっているのではないかという。
現金派は時代遅れ
大きな時代の流れを考えると、現金派は時代遅れ。
日本にはいま約20万台のATMがあるが、その維持費は年間でなんと2兆円。
キャッシュレス文化が進んで紙幣や硬貨を作る必要がなくなれば、コストがグーンと削減できる。
スウェーデンのキャッシュレス比率は98%
日本のキャッシュレス比率は18%。
アメリカは41%、中国では55%で、スウェーデンではなんと98%。
スウェーデンでは、街のいたるところに「現金お断り」の看板があり、漁師の魚販売、ホームレスの雑誌販売もキャッシュレス。
電車では車掌さんが乗客の手に携帯電話をかざして清算。体内にマイクロチップを埋め込んでいて、それで料金が払えるそう。
オリンピックのときに、日本にも国際的なルールが一気に適用されるようになる可能性があるが、体内にチップを埋め込むのはさすがにいやだな。
ただ、いわれてみれば確かに現金だと何に使ったかわからないうちに、財布からお金だけが消えていくような場合が多い。
スマホの家計簿アプリの導入あたりから、試してみようかな?